2/24(土)[表現倶楽部うどぃ]ワークショップ |
今年の春、高校も うどぃも卒業して
就職することが決まっている高3メンバーのひとりから、うどぃ生みんなに向けて
本公演、二日間あるうちの
3/26月曜日の公演には 出られなくなった、
という発表がありました。
就職先の仕事が、4月1日ではなく、もう3月下旬に始まるからです。
春の本公演は毎年、高3生にとっての卒業公演でもあります。
どうするべきか、
どんな決断も 自分で下さねばなりません。
今回の二日間の公演で 両日、役者として出演するはずだった卒業公演に、自分が出られない、という悶々とする思いは さて置き
公演そのものを成立させるため、自分の代役を誰かに託す、という目線を持ちながら稽古に取り組むことになりました。
彼が決めた代役は、現在 受験のため休みをとっている、また別の役者の稽古中のためだけの代役を務めている後輩、です。
稽古期間だけの代役ではあるけれど、
役者経験のない身で台詞を頭に叩き込み、分からないことを分からないままやり過ごさず、必ず教わる、何度でも練習する、
そんな姿勢を見て、コイツに決めた、
と、みんなの前で話しました。
役者オーディションで不合格になった子どもたちも居ます。
其々の子に、様々な気持ちが渦巻いたことだと思います。
“思いどおりにならないこと”
それをどんなふうに捉えて、どんなふうに立ち向かい、どう越えて、どんな着地を決めるのか。
[表現倶楽部うどぃ]という場所で、
子どもたちが、これから続いてゆく人生を、すこやかに、伸びやかに生きてゆける人になってくれたら、と
心から願います。
[表現倶楽部うどぃ]は
活動開始からこれまで、毎年春に大阪狭山市文化会館SAYAKAホールで 舞台公演をしてきました。
この春は第12回目の公演です。
3/25(日)、3/26(月)の両日18時開演の2公演を行います。
子どもたちの一生懸命を、どうか見に来てください。