2008年 08月 21日
沖縄公演、無事終了しました!!!(報告がおくれました) |
8月9日(土) 「風の声がきこえる~新龍神伝説~」沖縄公演を無事終了することができました。昼の部、夜の部共にご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。ブログでの報告がかなり遅れてしまいました。本当に申し訳ございません。
夜の部の最後、スタンディングオベーションが起こった瞬間、感動と感謝の気持ちで胸がいっぱいになり、あふれ出る涙を止めることができませんでした。
会場中に響き渡る大きな拍手に、舞台上の多くの子どもたちも感激の涙を流していました。表現倶楽部うどぃのメンバーにとって憧れの、そして聖地と感じているきむたかホールでの舞台。この日味わった最高の感動を誰もが忘れることができないと思います。
表現倶楽部うどぃという自分たちの居場所ができ、舞台づくりを通じて地域で生きてきた人の想いにふれ、地域の人たちに出会い、狭山池という宝を見つけ、涙するほどの感動体験を共にすることのできる、かけがえのない友を持つことができました。生まれ育った地域を好きだと感じ、大切だと感じることができるようになりました。活動を知った地域の方々がうどぃの子どもたちを応援してくれるようになりました。舞台の日には、市内だけでなく驚くほど遠くの地域からSAYAKAホールに来てくださる方がいます。舞台を通じて狭山を知ってくださったひとがいます。そしてうどぃのおねえちゃん、おにいちゃんを憧れてくれる小学生たちがいます。うどぃのメンバーとともに育ってきたスタッフがいます。大学生がいます。「元気をたくさんもらえる」と存在を喜んでくださる地域のおじいちゃん、おばあちゃんがいます。たくさんの人を繋ぎ、かけがえのない場所となってきました。
大阪狭山の中学生が、沖縄での修学旅行で、そして阿麻和利メンバーとの交流がきっかけとなって、さやまがもらったこの力を、気づきと想いを感謝の気持ちとともに伝えたい!!!そして実現させるのは表現倶楽部うどぃができて「肝高の阿麻和利のメンバーのように想いを舞台で表現したい!」とゼロからつくりあげる中心となった高校3年生メンバーが活動できているこの夏しかないという一心で実現に向けて走り出しました。
しかし一旦実現させるということになると、子どもたちの想いを十分に伝えることができるだろうか、遠く離れた大阪の小さなまちの、自分たちの存在や、沖縄戦にも触れる舞台の内容を受け入れてもらえるだろうか・・・不安は日を追うごとに大きく大きくなり、誰もが消すことはできませんでした。
その緊張感とプレッシャーを人一倍感じていたのは脚本、演出を担当してくれたイエローミワだったに違いありません。舞台終了後、年配の女性の方が彼女の手を強く握りしめ、何度も何度もうなづいてくださったそうです。
昼の部、夜の部ともに、回収させていただいたアンケートにはたくさんの、本当にたくさんの温かいメッセージをいただきました。
ご紹介させていただきます。
「大阪の子どもたちと勝連の子どもたちと同じ志を持っているのを感じました。」
「遠い大阪の地で肝高く日々を生きている君たちに心から『ありがとう』とお礼を言います。沖縄へ来てくれてありがとう。」
「一生懸命はかっこいい。忘れていた言葉をおもいだしました。」
「沖縄へいて遠くからきたあなたたちに教えられました。平和の心、仲間の大切さ、お互いずっと忘れずにいましょう。」
そして
「本当に帰ってきてくれてありがとう。想いをうけとってくれて育ててくれてありがとう」
というメッセージをくださった方もいてくださいました。
こちらこそ、本当に本当にありがとうございました。
今回の舞台を通じて、子どもたちはたくさんの沖縄の友を持つことができました。「いちゃりばちょうでー」 温かく受け入れてくださった皆さんの気持ちを一生忘れることなく、これから先、生きていく力にきっと変えていくことができることと思います。
この気持ちを狭山に持ち帰り、平和への思いとともに志を持って生きていくことの大切さを、友へこれから出会う人たちへ、伝え続けていくことと思います。
今回舞台をするにあたり、たくさんの方々の陰なるお力をたくさんいただきました。
ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
最後になりますが、あまわり浪漫の会の皆様には多大なるご尽力を承りましたこと厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
by kijimunanokai
| 2008-08-21 12:30
| 公演・出演情報