2009年 03月 31日
「風の声がきこえる~新龍神伝説~」に寄せて・・・・・ PART3 |
表現倶楽部うどぃの原点となる、この舞台を再演するにあたり、イエローミワ(脚本・演出)がメッセージを寄せてくれました。
立ち上げ当初のなつかしい写真とともに、何回かにわたってご紹介しています。
*******************************************************************講師は、この活動のきっかけになったエイサーグループ「狭山人(さやまんちゅ)」と、私の友達で琉球舞踊の先生をしているマックだった。
私は、ボーカル指導と制作班の見守りスタッフ。
8月、平田大一さん来る。土と太陽の匂いがする平田さん。那覇市の芸術監督であり、宮本亜門さん監修の舞台を演出しているという前情報に硬くなりながらも、子供たちを生き生きと指導してくださる天真爛漫な平田さんをただただ眩しくみつめていた。
そのあと、スタッフと平田さんの食事会。さやかホール前の夢庵に平田さんと先にいっといてとAさん(思惑?)。その席で、平田さんが、一言。
「3月の舞台のことですけど、僕が出来るのは監修ですね。僕は…誰とお話を進めたらいいでしょうか」即答できなかった。
どうしよう。
夢庵…あの時は何を食べたかも覚えていない。その日、一睡もできず、ある決心をし、翌朝、集合時間よりだいぶん前に公民館に行くと、早く来ていたスタッフがもう一人。
イケメン大学生スタッフのKだ。
彼も、昨日、このままではいけないと感じてくれたのだった。
今日、平田さんが帰られる。いらっしゃる間にこっちの体制をはっきりさせなければと。
Kに話があると別室に呼び出し語った。主婦で嫁で仕事を3つ掛け持ちしてて3児の母である自分だけで背負いきれる話じゃない、一緒に支えてほしいと頼んだ。彼はこくりとうなづいた。
そして、二人でOさんのところへ行った。「3月の舞台、正式に引き受けます」
眠れなかった夜のうちに、舞台の原案はできていた。
題名は考えるまでもなく、「風の声がきこえる」だ。
立ち上げ当初のなつかしい写真とともに、何回かにわたってご紹介しています。
*******************************************************************講師は、この活動のきっかけになったエイサーグループ「狭山人(さやまんちゅ)」と、私の友達で琉球舞踊の先生をしているマックだった。
私は、ボーカル指導と制作班の見守りスタッフ。
8月、平田大一さん来る。土と太陽の匂いがする平田さん。那覇市の芸術監督であり、宮本亜門さん監修の舞台を演出しているという前情報に硬くなりながらも、子供たちを生き生きと指導してくださる天真爛漫な平田さんをただただ眩しくみつめていた。
そのあと、スタッフと平田さんの食事会。さやかホール前の夢庵に平田さんと先にいっといてとAさん(思惑?)。その席で、平田さんが、一言。
「3月の舞台のことですけど、僕が出来るのは監修ですね。僕は…誰とお話を進めたらいいでしょうか」即答できなかった。
どうしよう。
夢庵…あの時は何を食べたかも覚えていない。その日、一睡もできず、ある決心をし、翌朝、集合時間よりだいぶん前に公民館に行くと、早く来ていたスタッフがもう一人。
イケメン大学生スタッフのKだ。
彼も、昨日、このままではいけないと感じてくれたのだった。
今日、平田さんが帰られる。いらっしゃる間にこっちの体制をはっきりさせなければと。
Kに話があると別室に呼び出し語った。主婦で嫁で仕事を3つ掛け持ちしてて3児の母である自分だけで背負いきれる話じゃない、一緒に支えてほしいと頼んだ。彼はこくりとうなづいた。
そして、二人でOさんのところへ行った。「3月の舞台、正式に引き受けます」
眠れなかった夜のうちに、舞台の原案はできていた。
題名は考えるまでもなく、「風の声がきこえる」だ。
by kijimunanokai
| 2009-03-31 08:51
| 公演・出演情報